今回のご依頼はiPhoneSEの第2世代で、ドックコネクタを交換します。
充電するときケーブルを挿す充電口の事です。ケーブルを挿しても充電されず、反応が無いのでご来店されました。その間充電出来なかったため、店頭ではもう残り14％になってます。

「充電ができない」という場合、他にもバッテリーなど複数の要因が考えられますので、一つ一つ調べていきます。ドックコネクターの場合、分かりやすいのは変形して接触が悪い時や、ゴミが詰まっている時などです。今回はゆるくなって接触が悪いようです。

実際、純正ではないライトニングケーブルを使用し続けると、ほんの僅かにサイズが異なるためにiPhone側が変形して故障することがあります。過去には100均のケーブルをずっと使用していたケースなどがありました。iPhoneの充電には純正ケーブル、またはMFi認証（Appleによる基準を満たした製品）のある製品を使用しましょう。

ドックコネクタはかなり奥まった場所に設置されています。上に載っている基板やスピーカー、バイブレーションなど色々外してたどり着きます。ネジやパーツを沢山外してバラバラになりますので、お家でチャレンジはしない方が良いでしょう。おそらく無くします。

外したドックコネクタは本体の左右と基板の下まで大きく伸びて広がっており、他のパーツにつながるコネクタもあります。モデルごとに形状は違いますが概ねこんな感じです。

ドックコネクターの交換で再び充電できるようになりました。
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