iPhoneのバッテリーは繰り返し充電することで劣化していく消耗品です。最大容量が減っていく他、劣化したバッテリーではiPhoneの動作が不安定になったり、異常な発熱など故障の原因にもなります。目安として2年間以上使用したバッテリーは安全の為に交換をおすすめしています。

今回のご依頼はiPhone8のバッテリー交換です。下関市内からご来店頂きました。バッテリーの減りが早いのは気になっていたけどそのまま使っていたそうで。バッテリーの最大容量は76％と表示されています。

iPhone8は2017年に発売されたモデルです。今回ご依頼のiPhone8はこれまで一度もバッテリーを交換せず使用していたそうですが、あまり長年同じバッテリーを使い続けると膨張や発火のリスクが高くなります。

最大容量が80％を下回ると設定でこのように「サービス」と表示されます。サービスという単語には修理や点検という意味もありますので、これが出たらバッテリー交換が必要という事です。

画面を取り外したらバッテリーと基板をつなぐコネクタも外し、バッテリーを固定している粘着テープを引き抜きます。iPhone8はバッテリーの下に無線給電のパーツがあるので、粘着テープが上下2本ずつ敷いてあります。これらは特殊な専用のテープで、端をつまんで水平方向に引っ張るとゴムのように伸びながら外れていきます。次回も交換できるよう新しいバッテリーにもこの粘着テープを使用します。

バッテリーの交換後はフレームに沿って耐水シールを張り替えて画面パーツを戻します。こうした消耗費を有料にしたり省略する業者もありますが、スマップルでは無料で必要な消耗品をきちんと交換しています。

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