スマホやパソコンの画面はその性能の一つにリフレッシュレートというものがあります。これは1秒間に何回画面を更新（書き換え）しているのかを表します。単位はHz（ヘルツ）です。人間には滑らかに動いて見えるスマホの動画ですが、仕組みとしては静止画を何枚も高速で切り替える事で動きを表現しています。アナログ時代の映画やアニメ、あるいはパラパラ漫画のようなものです。

パソコンのモニタでは60Hzが標準的と言われていますが、これは1秒間に60回画面を切り替えているという性能ですね。ですがゲームや動画を楽しむ場合は滑らかに映像を表現するため、120Hzやそれ以上のさらに高いフレームレートが推奨されます。

iPhoneは通常モデルで60Hz、iPhone13Pro以降のProと付くモデルで120Hzの画面が採用されています。比較している映像がありましたがいかがでしょう。120HZの方が滑らかな動きに見えるでしょうか。やはりゲームや映画など高精細で激しい動きの方が違いは分かりやすいかもしれません。

androidスマートフォンでは近年、幅広い価格帯のモデルにおいて120Hzの画面が増えています。もちろん画面の性能はリフレッシュレートだけではありませんが、このところ価格を抑えたエントリーモデルのスマートフォンでも続々と120Hzで動作する画面が採用され始めています。

iPhoneの通常モデルはどの世代でも美しい画面と滑らかな動きを実現していたので、個人的にはリフレッシュレートはそれほど問題でなかったような印象です。それでもいつかiPhoneの通常モデルでも120Hzで画面が動作するようになると嬉しいですね。

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