iPhoneのバッテリーは繰り返し充電して使用することで劣化していく消耗品です。劣化したバッテリーは充電の持ちが悪くなりますが、さらにiPhoneの本体内で膨張してしまう事もあります。そうなる前に定期的な交換をしておくと安心です。

今回のご依頼はiPhone6sのバッテリー交換です。下関市内からご来店いただきました。過去に他店でバッテリー交換をしたことのある端末でしたが、再び交換時期が来たという事で今回ご依頼頂きました。

バッテリーの最大容量は83％の残っていましたが、それよりもバッテリーの膨張が起きているのですぐに交換が必要です。画面が反っているのは膨張したバッテリーが持ち上げているせいです。画面の上側と下側がそれぞれツメとネジで固定されているので真ん中が上がります。

古くなったiPhoneのバッテリーが全て膨張する訳ではありませんが、やはり劣化が大きいものや古いもので膨張が起きやすいようです。ちなみに膨らんだ部分の中身は可燃性のガスです。iPhoneのバッテリーは内部が空気や水分に触れると発火するので密封されていますが、膨張した状態では破損して穴が開きやすいので危険です。

バッテリーと取り外してきれいにします。iPhoneのバッテリーには専用の粘着テープを使用して修理するのですが、こちらのアイフォン6sは何か別の両面テープで貼り付けてありました。専用品以外を使用すると簡単に外れてしまったり、あるいは今回のように全然剥がれず時間がかかったりします。やたら強力でした。

スマップル下関店では高品質な新品のバッテリーを使用しますが、そのバッテリー用のテープもきちんと専用品を使用します。コストはかかっていますが、耐水シールなども含めて消耗品の交換は全て無料で行います。これらを追加のオプションにしたり、省略したりするお店もあるようですが、スマップルでは必要な消耗品をすべて交換してお返しします。

バッテリーの膨張がなくなり画面がふたたびきちんと収まりました。今回はそのまま使用できましたが、画面パーツはあまり大きく反ってしまうと破損してしまう事もあります。

iPhoneのバッテリー交換はデータそのままで完了しますので、事前にバックアップしておく必要はありません。画面の修理も同様です。手軽に交換できますので、膨張してしまうまえにぜひスマップル下関店へ。

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