カメラのHDRとは。特性を知って切り替えましょう。
iPhoneのカメラにはHDR(ハイダイナミックレンジ)という機能が搭載されており、これは白飛びや黒つぶれと言った明るさの差で起こる現象を自動で補正してくれるものです。
仕組みとしては暗い写真と明るい写真、中間の写真のデータを瞬時に合成し、明るいところも暗いところも全部はっきり写った画像にしてくれる感じです。
外からの室内や逆光の人物などを撮っても、ある程度肉眼で見たように写すことができて便利です。iPhoneXs以降では「スマートHDR」という名前になってデフォルトで有効になっています。設定から確認でき、不要ならオフにもできます。
明度に差がある場面で優れた効果を発揮するHDRですが、場合によっては不要です。
まずシャッタースピードが遅いので、対象の動きが早いとブレてしまいがちです。
そして画面内の様々なディティールを切り貼りする特性上、全体として不自然さを感じる一枚になる事もあります。均一に撮れるという事の裏返しですね。
あるいは色鮮やかで撮影しやすい被写体だとなぜか逆に暗く補正されすぎる事も。
記念撮影など、ここぞという時はカメラの設定も確認してみましょう。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph2cafe2ebc/ios
カテゴリ:お役立ち情報投稿日:2024-02-18