iPhoneを強力なサイバー攻撃から守る「ロックダウンモード」 ※ほとんどの人には必要ありません
iPhoneにはプライバシー保護のための機能がいくつも搭載されています。パスコードを何度も間違えるとiPhoneがロックされ、初期化する事になるのは個人情報保護のためです。iPhoneをなくした場合に遠隔ロックできたり、AppleIDとパスワードが分からなければ拾ったiPhone本体を初期化して使う事が出来ない、といった仕様もあります。
Appleはたとえ犯罪者のiPhoneでもデータを開示しないという姿勢、そしてハードとソフトを自社開発しているという閉鎖性からもプライバシー保護やセキュリティに関しては定評がありました。しかしながら限られた要人や有名人に的を絞った特殊なサイバー攻撃に関しては防ぎきれなかった例もあります。そこで、様々な通信や機能を制限することでiPhoneを強固に守る「ロックダウンモード」がios16.1で実装されました。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「ロックダウンモード」
「重要: ほとんどの人は、このような性質の攻撃の標的にされることはありません。」とまで公式ページに書かれている機能です。iPhoneの様々な機能と通信に制限を掛けるので、普通は有効にしたところで非常に不便ですし日常生活に支障が出るでしょう。
世界中でもほんの限られた重要人物に向けた機能ではありますが、普通に私たちが使うiPhoneにも等しく存在します。もし万が一、ニュースで見るようなハッカー集団に目をつけられたらその時は使いましょう。
https://support.apple.com/ja-jp/105120
カテゴリ:お役立ち情報投稿日:2024-03-12