スマホのバッテリー交換をする前のバックアップ問題ですが、OSによってバックアップの方法が違います。android（アンドロイド）と呼ばれるスマホはGoogleドライブを使ってバックアップする方法が一般的です。よくよく調べてみるとかなり優秀でほとんどのバックアップができるみたいです。無料で15GBまで。15GBで本体のデータが収まる人はいないと思いますので、課金が必要ですね。100GBで月額250円ですから安いように思います。一部データはSDカードにもバックアップが可能ですから、組み合わせるとうまくいくと思います。

iPhoneなどのiOSはicloudまたはitunesにバックアップができます。itunesにバックアップを取ると、パソコンの中に保存されるので、こちらは課金が必要ありません。少し勉強するとパソコンの中から、その保存データを取り出すことができます。自分でパソコンを持っていなくても、少しだけパソコンを借りて、バックアップし、例えばそのデータをUSBで持っておくなんてこともできるわけです。それはかなり荒業ですが（笑）

さて今回の修理のご依頼は、タイトルにもありますようにシャオミのRedmiNote11Proです。背面の写真を見たときに、ほかのスマホのような感じでバッテリー交換できるだろうと思っていたのですが・・・

アンドロイドのスマホの多くは、背面を外すと上の写真のような作りになっているものが多いです。バッテリーより上の部分の（この端末でいうと）薄いグレーの部分とその下の黒いヒラヒラしたものが独立して外れます。するとバッテリーのコネクタが露出してくるという仕組みですね。

それくらいなら自分でもできるかもなんてやってみると意外と大変です。iPhoneと違いプラスチックパーツが多く使われており、そのパーツも爪で固定されています。爪を外せば外れるのですが、どこにどんな風に爪があるのかわからないので、ただやみくもに力ずくだとパーツを破損させてしまいます。

今回のこちらのRedmiは上のプラスチックパーツが独立しておらず、なんと側面と一体型でした。上の写真にあるようにぐるっと一周外れます。しかも写真右側のパーツをよく見るとわかりますが、小さな穴があり、そこが爪で固定されていました。これまでいろいろなスマホの分解をしてきましたが、このパターンは初めてで驚きました。

世の中には20社程度のスマホの製造メーカーがあり、そのメーカーごとに毎年何台も新モデルが発売されます。毎年膨大な数の新しいスマホが生れると、こうやって初対面のモデルも登場してきます。それでも私たちは、特にアンドロイドのスマホは修理対応してくれるお店が少ないこともあるので、それらにも果敢にチャレンジし、修理を行うことでお客様の困ったをこれからも解決していきたいと思っています。

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