ネットニュースにバッテリーの交換とOSの関係についての記事が出ていました。バッテリーを交換してどれくらい使うことができるかを考察・検証した記事です。その記事ではスマホは何年使うことができるのか？それをOSのサポート期間とバッテリーの使用期間で比較してありました。

内閣府が2023年12月に実施した消費動向調査によると、携帯電話の平均使用年数は4.4年。また内閣府経済社会総合研究所 景気統計部によると、10年前の2013年12月は3.2年、20年前の2003年12月では2.2年となっていて、スマホの機種変更のスパンが長くなっていることがわかります。

4年以上使うことを考えると、途中でバッテリーの交換は一度は（ほとんどの人が）必要になってくると思います。個人的にはバッテリーを交換して使用し、iPhoneが使えなくなるような損傷、または端末が性能不足を感じるまでは使用してもいいのでは？と考えています。

修理店の人間なので、すごくiPhoneに詳しくて使いこなしていると思われがちですが、実際は皆さんと同じくらいのレベルだと思っています。同世代の中では使えているほうかなとは思いますが、それでも基本的な機能しか使えていないというのが本音ではあります。

そこまで使いこなしていない場合、端末の性能不足を感じることは最近のiPhoneではなかなかないと思います。すると必然的に長く使うことにつながっていくわけです。

おそらく史上もっとも人気のあるiPhone8は、販売から7年たち、OSのサポートが切れている端末にも関わらず、中古の市場ではまだ存在感があります。それだけニーズがあるということです。iPhone8は電話やSNS、写真、メールなどを行うだけでしたら、まだまだ余裕で使うことができると思います。

そう考えると、OSのアップデートやサポートも判断材料ではありますが、使っていて不便がでるかどうかという判断基準で考えると、もっとiPhoneを長く使うことができると思います。毎年高騰していくiPhoneの価格ですから、できるだけ出費を抑えるためにも、バッテリーを交換して、もう1サイクル使うということを考えてみるのもいいかもしれません。

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