【検証】iPhoneは防水ではありません
iPhoneやスマホの修理店の料金表には水没という項目があります。そもそも完全に防水なら水没なんてしないはずと思いませんか?画面がバキバキに割れて、内部も見えているそんな状態で水に落としたら、それはさすがに水没します。ですがほとんどの水没で依頼される端末は、画面も割れていなければ、本体内部が見えるほどの穴も開いていません。逆に言うと、だから水没しないだろうと思って水回りで使っている方が多いのだと思います。
iPhoneは完全な防水ではありません。耐水です。勘違いしないでほしいのは、防水と耐水で言葉遊びをしたいのではなく、みなさんのイメージする防水とは「濡らしても絶対大丈夫な完全防水」であり、Appleさんの言う耐水とはかけ離れたものになります。
iPhoneよりもAppleWatchのほうがプールや川遊びのときにも使う方が多いと思う(防水だと思っている方がiPhone以上に多いと思う)ので、AppleWatchを例に確認してみたいと思います。

こちらはAppleさんのホームページのAppleWatchのモデル比較のページ画像になります。耐水と書いてありますが、泳げるとも書いてあるので、これでは完全なる防水だと理解してしまいそうです。そして耐水性能の文字の後に小さな注釈番号があります。ここへいくと

はっきりと、防水ではない耐水性能があるだけですと記載があります。その後の文章をみてもすべてに使用されているのは耐水という言葉で、防水なんて言葉はありません。ここまではっきりと防水性能はありませんと書かれているのに、どうしてiPhoneやAppleWatchは防水と認識されているのでしょうか?
また、水深〇mで△秒間~なんて記載を見たことがある方もいらっしゃると思います。
iPhone 15とiPhone 15 Plusは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深6メートルで最大30分間)。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。 AppleHPから引用
実験室の管理された条件下でのテストになりますので、全く同じ状況でないと同様の結果は出ないと考えられます。海の海水や、プールの塩素入りの水や、入浴剤入りの温かいお風呂のお湯などは実験室の管理された条件下とは大きくかけ離れていますので、耐水の機能すら発動するのか疑問が残ります。
このブログで伝えたいのはiPhoneは防水ではないということです。ただそれだけです。夏場の暑いこの時期は、週末ともなると何台もの水没したiPhoneの修理依頼を受けます。万が一復旧せずデータが取り出せないとなると、かなりの痛手だと思うんです。ただそれを防ぎたいので啓蒙活動を行っているだけです。最初にもお伝えした通り、耐水と防水で言葉遊びをしたいわけでもなく、防水じゃないって知らないのってマウントを取りたいわけでもありません。毎日のように水没復旧依頼を受けるこの時期に、多くの消費者の方が誤解によりデータをなくさないためにも伝え続けたいと思っています。
今回この記事を書くにあたり、再度Appleさんのホームページを調べていたら、面白いものを見つけました。

Appleさんの方でもAppleWatch内部に液体が侵入することを想定していることと、さらにはその取り出し方法まで記載されていることを初めて知りました。iPhoneのスピーカーが右下からしか聞こえないのはご存じかと思いますが、理由は右下にしかスピーカーがないからです。左下には何があるのか?例えばiPhoneSE2などは左下には気圧弁がついています。ここで内部の気圧を調整し、水の侵入を防いでいるものと考えられてます。ですがiPhoneも液体の侵入を想定しているので、内部に液体に反応するシールが2か所つけられています。どうやっても液体の侵入(水没)はまぬがれないのかもしれません。
私はiPhoneの修理はできますが、普通の一般人です。頻繁に修理したり、頻繁にiPhoneを買い替えるほどの経済力もありません。ですから普段から気を付けてApple製品を使うようにしています。だって高いですから、壊したくありませんし、水没してデータが消えるとかかなり困ります。
ぜひ皆さん、周りにはiPhoneは完全なる防水だと思って、海やプールやお風呂で使っている方(中には洗剤で手洗いしている方も)がいると思います。その方に防水じゃないから気を付けてねと伝えてほしいと思っています。本当にこの運動が広がってほしいと思っています。
※今回はiPhoneとAppleWatchのことを書きましたが、androidの端末でも同様だと思っています。すべてのandroidについて調べていないので、正確なことは言えませんが、先日は「手洗いできるスマホ」として売り出していた端末も水没の復旧依頼があったので、ほぼほぼ間違っていないと思います。
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